2021/12/22 14:12

鍛冶師の河上真琴です。いつもあとりえ三昧亭ブログをご覧くださりありがとうございます。

山に散歩に出ると、もう道端には雪が積もっています。見て歩く草木も少なくなっているので、堤(山の中で水をせき止めて作った小さな湖みたいなものです)の水面を観察していたら、水面のさざなみの模様が何かにそっくりだと思い付きました。家に帰り標本箱を見返すとやっぱりそっくりなパターンが。ある種のキノコの裏側に、そっくりな波模様が見つかりました。

小振りで可愛い作品が欲しいと思い、「ピートル」という名前の新作が出来ました。
小振りのお香立てや手燭と同じくらいの大きさですが、体に小さな足を付けてみたところ急に「生きものっぽく」なりました。ちょこちょこと歩き出しそうです。生きものっぽく見えるだけでなぜだか親しみが湧いてくるのが不思議です。



部屋のどこかにピートルの居る生活を楽しんでいたら嬉しいです。